18.マグロー氏の選択 |
「アンソロジー楽譜の楽しみ」の(2)*1)で, 価格は送料込みで14ドル弱であった。 氏による名著“Piano Duet Repertoire”*4)の
中身を見てみると曲目は極めて変化に富み, クレメンティ,テュルクやコジェルフ, ******************* その中から特徴的な曲目を挙げると, この作品に ******************* 今日では弟子のシュレーカー*7)の方が有名だが, フックスは優雅で耽美的な連弾曲の「ワルツ」を ******************* ロシアのマイカパル(1867〜1938)*9)による この人の名はピティナの課題曲やロシアの小品集などで ウクライナのヘルソンで生れ, 「前奏曲」「小スケルツォ」「競馬」「ワルツ」「ロシア舞曲」 全16曲の 単独でも楽しい作品だが, ******************* 更に現代風で「新古典主義」的なのが, 「前奏曲」「カノン」「パレード」「ワルツ」「行進曲」 共通するタイトルもあり,マイカパールとの比較も面白い。 演奏時間は終曲だけ反復があるため少し長いが, ******************* ともかくこの楽譜は,初心者のための易しく効果的で, |
【2007年10月4日入稿】 |
【参考情報】 |
*1) 【松永教授のとっておき宝箱】「11.アンソロジー楽譜の楽しみ(その2) |
*2) 【松永教授のとっておき宝箱】「13.アンソロジー楽譜の楽しみ(その4) |
*3) Four Centuries of Piano Duet Music (Boston Music Company) BOOK1 |
*4) 【書籍】Cameron McGraw/Piano Duet Repertoire: Music Originally Written for One Piano, Four Hands, Indiana Univ. Pr. Reprint版((2001/10/1)についてはこちら。 |
*5) 【参考サイト】http://www.contemponet.com/shop/cv/rutini_it.php |
*6) 【Wikipedia】ツェーザリ・キュイ |
*7) 【Wikipedia】フランツ・シュレーカー |
*8) 【Wikipedia】ローベルト・フックス |
*9) 【Wikipedia】Samuel Maykapar |