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現代ピアノデュオ・ライブラリー
西澤健一
マックス・レーガー=西澤健一/ロマンス
Max Reger(bearbeiten von Kenichi Nishizawa): Romanze für Klavier vier Händen
この小品は、08年3月18日に彩の国さいたま芸術劇場小ホールにて行われた「デュオ・フレッシェ コンサート」の、アンコールのために編曲された。本来はヴァイオリン(もしくはヴィオラ)とピアノのための作品であり、この編曲はヴィオラ版に拠っている。
マックス・レーガー(1873〜1916)といえば、ピアノ・デュオの世界でも馴染み深い作曲家であるが、その技術的、音楽的な難易度の高さから、一般には倦厭される向きもあろう。しかしこの「ロマンス」は、そんな志高い修行僧のような作家であるレーガーの、愛らしくもロマンティックな側面を十二分に表現した佳作である。
レーガーの作品を気軽に楽しめるという意味においても、また彼の特徴的な和声感を咀嚼するための導入としても最適である。演奏に際しては、指示されたダイナミクスよりも、各声部の役割、および旋律の美しさを重視した音楽作りを心がけたい。
一般購入
1冊価格 \520
2冊価格 \840
2P
\520
\840
佐藤美歌
連弾のための小品
この作品は09年2月18日に、埼玉県県民活動総合センター小ホールにて行われた公開講座『クララとロベルト〜シューマンのデュオ作品をめぐって』(「NPO法人連弾ネット」・「財団法人いきいき埼玉」共催)のために作曲され、同公演にて初演された。
男女共同参画事業の一環として企画されたこの講座では、「デュオ・フレッシェ(西澤健一&佐藤美歌)」により、シューマン夫妻の作品をテーマとして取り上げ、音楽史における男女の役割について考察したのであるが、現代の男女による作品の一例として、西澤健一作曲『連弾のための3つの小品』とともに、この作品を取り上げたのである。
A-B-Aのシンプルな三部形式による小品であり、冒頭にプリモによって示される動機が中間部ではワルツに姿を変え、曲全体を統一している。先述の西澤作品の第一曲目と比較すれば、なおさら、この作品の女性的な側面をよりよく理解できるであろう。
一般購入
1冊価格 \830
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7P
\830
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