主催・協働事業の記録
「ピアノ・デュオ 春の祭典2014〜東日本大震災復興への祈りを込めて〜(仙台/東京)」(2014.5.1,4)公式サイトへ 夏の前奏曲〜左手から2台8手まで 【東京】2016.7.10 東京オペラシティ リサイタルホール 2014年に続く大型企画は、左手、両手、連弾、2台4手、2台8手とピアノ演奏の形態をなぞることで、ピアノ・デュオの真の魅力を探求するかきてきなテーマのもとに開催されました。最近の動向が注目される作曲家、西澤健一氏を舞台監督に据え、スイスを拠点に活躍中の「アルテアニミ・ピアノデュオ(棟久木綿佳& Samuel Fried)」をはじめ、若手からベテランに至る18名のピアニストが集結。連弾ネットと同じく長年にわたり真摯にピアノ・デュオを探究している「仙台ピアノデュオの会」の東京初披露、「春の祭典2014」委嘱作品である「夏の前奏曲」の作曲者自身を交えた再演など、開催前からネット上で注目を浴び、過去最高の観客動員を記録しました。
「ピアノ・デュオ 春の祭典2014〜東日本大震災復興への祈りを込めて〜(仙台/東京)」(2014.5.1,4)公式サイトへ ピアノ・デュオ 春の祭典2014〜東日本大震災復興への祈りを込めて〜(仙台/東京) 【仙台】2014.5.1 戦災復興記念館ホール 【東京】2014.5.4 東京オペラシティ リサイタルホール 日本の一線で活躍中のデュオチーム、仙台ピアノデュオの会会員による陣容に加えて、アメリカよりグラミー賞にノミネートされた「ZOFO duet(EVA-MARIA ZIMMERMANN & 中越啓介)」を招聘し、仙台と東京でコンサートを開催しました。長年ピアノ・デュオの魅力を真摯に追求し続けている「連弾ネット」「国際ピアノデュオ協会」「仙台ピアノデュオの会」初の3団体共催は開催前から話題を呼び各方面から注目されるなか、正にピアノ・デュオを魅力を余すところなく披露されたステージは両会場とも熱い感動に包まれ、「東日本大震災復興への祈り」が体現された当フェスティバルが、今後のピアノ・デュオ界の動静を暗示する期待感に満ちた企画であったことが強く感じられました。
「田中一実メモリアルコンサート」(2011.8.26)特設ページへ ぴあのでゅお オン チャイコフスキー〜音楽劇「雪の女王」〜 2012.11.24 埼玉県県民活動総合センター小ホール 埼玉在住の会員が中心となり、特色ある舞台活動を展開している「Mercato della Musica」(音楽市場)による「ぴあのでゅお オン チャイコフスキー〜音楽劇"雪の女王"」を「財団法人いきいき埼玉」との活動団体協働事業として開催しました。連弾から2台にわたるピアノ・アンサンブル作品の紹介、「チャイコフスキー/交響曲第5番&第6番」をベースとしたオリジナル台本によるアンデルセン原作「雪の女王」の音楽劇からなる2部構成。曲調に合わせたコスチュームや演劇を絡めた演出に加え、質の高い演技による音楽劇はほぼ満席の聴衆を魅了し、アンケートでも9割を超える満足度を記録し、連弾ネットの埼玉県での活動を有終の美で飾ることができました。
「田中一実メモリアルコンサート」(2011.8.26)特設ページへ 田中一実メモリアル・コンサート 2011.8.26 東京オペラシティ リサイタルホール NPO法人「連弾ネット」の前身、「楽しい連弾の部屋」の主宰者・田中一実氏の2005年8月急逝から6年、氏のピアノ・デュオ界への多大な貢献を改めて振り返るコンサートを、東京オペラシティ・リサイタルホールで開催しました。氏の誠意をもった幅広い交流を物語るように、ゆかりの深い友人・ピアニストをはじめ、邦楽奏者・バレリーナが参加し、1台4手・尺八とピアノのデュオ・連弾とバレエのコラボなど9組のデュオチームがバラエティに富んだプログラムを繰り広げました。突然の豪雨にもかかわらず多くの聴衆にご来場いただき、スタッフの献身的なサポートも相まって、温かな雰囲気のなか、多くの好評の声が寄せられ、盛会のうちに終了しました。
連弾ヴァレンタインパーティー2010 2010.2.14 アコスタディオ(東京・原宿) 2年ぶりに原宿・アコスタディオにて会員・愛好者の懇親を図る連弾パーティーを開催しました。今回は従来のプログラム構成を変更し、役員・監査陣による1台6手、8組のエントリーデュオによる連弾、Duo T&M(豊岡智子&正幸)や加藤真一郎&西澤健一による当夜限りのデュオ、 そして只今売出中の美人双子デュオ、Jumelles(ちひろ&みちる)による3組のゲスト演奏による「連弾ネット」ならではの内容となりました。演奏・聴衆合計で50名弱の参加者を数え、歓談タイムには会場のあちこちで和やかな交流が見受けられるなど、連弾愛好の深まりと広がりを感じさせました。
クララとロベルト 〜シューマンのデュオ作品をめぐって〜 2009.2.8 埼玉県県民活動総合センター 小ホール 「連弾ネット」でおなじみのデュオ・フレッシェ(西澤健一氏&佐藤美歌)を講師に迎え、公開講座「クララとロベルト〜シューマンのデュオ作品をめぐって」を埼玉県伊那町にて開催しました。この講座は活動団体協働事業として財団法人「いきいき埼玉」との共同主催。男女参画に焦点を当てた異色の講座は、終演後の参加者アンケートにおいて高い満足度を記録し、再演を望む多くの声が寄せられました。と同時に、「連弾ネット」の演奏家支援の一面を提示する絶好の機会ともなりました。
「ぴあのでゅおわんだぁらんど」(2009.1.10)特設ページへ ぴあのでゅおわんだぁらんど〜どうぶつのかあにばるとみんなでボレロ〜 2009.1.10 川口総合文化センターリリア 催し広場 連弾ネットの本拠・埼玉県川口市にて「ぴあのでゅおわんだぁらんど〜どうぶつのかあにばるとみん なでボレロ」を開催しました。未就学児を抱える家庭をターゲットにした当企画は、川口市民活動助成事業としてほぼ1年にわたる 「連弾ネット」の総力を結集した準備・仕込のもとに、「連弾ネット」のオリジナリティが存分に発揮された舞台となりました。また 「川口マイスター児童合唱団」の特別参加も加わり、開催前から口コミによる広報効果も大きく、早々とチケットが売り切れ、 予想をはるかに上回る成功を収めました。
「松永晴紀 シューベルト連弾曲公開講座」特設ページへ 松永晴紀 シューベルト連弾曲公開講座 2008.5.22/2008.7.3/2008.9.25 ヤマハ銀座店(仮店舗)サロン シューベルト没後180年にあたる2008年に、3回シリーズ「松永教授シューベルト連弾曲公開講座」3回シリーズを旧ヤマハ銀座店(仮店舗)サロンにて開催しました。第1回目はDuo T&M(豊岡智子・正幸)を迎えて「1828年のシューベルトの連弾曲」、 第2回目は「瀬尾久仁&加藤真一郎ピアノデュオリサイタルに寄せて」、第3回目は連弾ネット正会員デュオ2組に加え、一般公募1組の計3組のよる実演を交えた「シューベルトの連弾舞曲の周辺」。連弾作品の最高峰と言えるシューベルトの連弾曲について、研究家・演奏家が同一の場でその魅力を探究する企画がまれな日本のデュオ事情の中で、連弾作品の芸術性を明示する絶好の機会となり、生協関連誌やブログ、音楽雑誌にも取り上げられ、実り多い催事となりました。
「松永晴紀 シューベルト連弾曲公開講座」特設ページへ 日英ピアノデュオの架け橋2008〜YORK BOWENに光をあてて〜 2008.4.5-6 アコスタディオ(東京・原宿)/サロン・テッセラ(東京・三軒茶屋) 「日英ピアノ・デュオの架け橋2008」では、"イギリスのラフマニノフ"と呼ばれるヨーク・ボーエンをテーマにヨーロッパ各地で活躍中のロンドン在住・"Piano 4 Hands(ジョセフ・トング&長谷川和香)"をメインゲストに迎え、日本の第一線で活動中のデュオチームとともに、イギリスのデュオ作品による「ワークショップ」「日英ピアノデュオ作品によるコンサート」を2日間にわたり都内で開催しました。 知られざる名曲の存在にスポットを当てたこの種の企画としては異例の波紋を呼び、終了後も公式サイトへの多数のアクセスが示すように、大成功と言える成果を挙げました。